[全般]止むを得ざる合理的な事情がある場合を除いて,本文にはプレーンテキスト (注1) を用いる。また,止むを得ざる合理的な事情がある場合を除いて,添付ファイルについては,これを用いない。
[改行]本文は原則として全角35字程度で改行する。
[引用]引用記号としては,“>”(前後スペース無し)を推奨する。
[コード]:コードについては,差し当たって,エロ・グロ・ナンセンス・人種差別・ゴミなどが想定される。複数選択は可である。もしこのリストに適切なコードがない場合には,発言者が命名する。
[禁則]禁則については,追い出しを推奨する。
[行頭]行頭には全角スペース“ ”を挿入する。
[注]注を示す記号は“[*n]”である。注を挿入する場合には,文中と注の行頭とに[*n]を挿入する。ここで“n”は注番号である。本文から明確に区別するために,注は全角50字以内で改行する。注の一段落目には,一行目の行頭に全角スペース“ ”を挿入しない。注の二段落目からは一行目の行頭に全角スペース“ ”を挿入する。注は本文の段落の後に,一行空けて,挿入する。注と注との間は一行空ける (注2) 。
[欧文特殊文字]欧文特殊文字については,通常のASCII文字での表記法,JISで定義された文字,あるいはLaTeXのコマンドを用いる (注3) 。
[数式]数式については,通常の文書的表記法,JISで定義された文字,あるいは LaTeXのコマンドを用いる。(特に,LaTexのコマンドを推奨する) (注4) 。
[機種依存文字]機種依存文字 (注5) については,これを使ってはならない。
[中罫]和文の中罫(dash, Gedankenstrich)としては,JISコードの罫線(すなわち JISの2821“─”)を二つ続けて(すなわち“──”のように)用いることを推奨する。
[略点]和文の略点としては,JISコードの略点(すなわちJISの2144“…”)を二つ続けて(すなわち“……”のように)用いることを推奨する。
[スラッシュ]スラッシュとしては,JISコードの斜線(すなわちJISの213F“/”)を用いることを推奨する。
(注1) プレーンテキストについては,“ご注意ください”のページの“ 添付ファイル・プレーンテキストについて ”の項目を必ずご覧ください。
(注2) 以下に,本文中の注記号とそれに対応する注との例を挙げます。
天気はどうですか。昨日は晴れでした[*1]。今日は曇り[*2]です。明日は雨 でしょう。 [*1]この点については,見解の相違があります。中には 曇り時々晴れだと言う人もいます。 天気の判断は人によって違います。多くの人に確かめ た方がいいでしょう。 [*2]曇りとは,一般に,雲が出ている状態のことです。 けれども,水蒸気の塊である雲が出ていないということ は,地球の気候上あり得ません。ですから,厳密には, “曇りとは,雲が出ていないかのように人の目に見える 状態のことだ”と言うべきでしょう。
(注3) 例えば,ドイツ語特殊文字の場合には,表1のようになります。
特殊文字 | ASCII | JIS | LaTeX |
---|---|---|---|
大文字のアーウムラウト(Ä) | Ae | --- | \"{A} |
小文字のアーウムラウト(ä) | ae | --- | \"{a} |
大文字のウーウムラウト(Ü) | Ue | --- | \"{U} |
小文字のウーウムラウト(ü) | ue | --- | \"{u} |
大文字のオーウムラウト(Ö) | Oe | --- | \"{O} |
小文字のオーウムラウト(ö) | oe | --- | \"{o} |
エスツェット(ß) | ss | --- | \ss |
ギリシャ文字の場合には,表2のようになります。
特殊文字 | ASCII | JIS | LaTeX |
---|---|---|---|
大文字のアルファ(Α) | --- | Α | \{Alpha} |
小文字のアルファ(α) | --- | α | \{alpha} |
大文字のベータ(Β) | --- | Β | \{Beta} |
小文字のベータ(β) | --- | β | \{beta} |
(注4) 例えば, について,──
文書的表記法(例)yは,添え字iをもつxの関数f(x)の,1からnまでのiについての総和に等し い。JIS(例)
n y = Σ f (x ) i=1 iLaTex(例)
y= sum_{i=1}^{n} f(x_{i})
(注5) 機種依存文字とは,ここでは,JISでその内容が定義されていない文字のことを指します。例えば,“○”で囲われたアラビア数字は機種依存文字です。なお,機種依存文字については,“ご注意ください”のページの“ 機種依存文字・半角カタカナについて ”のページを必ずご覧ください。