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第75回(2000年度第7回)ISM研究会

日時:10月01日(日曜日)
      14:30〜
場所:立教大学5号館2階
      院生控室
TEXT:『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』
      マルクス著
      国民文庫32,大月書店
範囲:[4]〜[6]
報告:今井 祐之([4])
      浅川 雅巳([5],[6])

※今回は[4]〜[6]を検討します。

 『ブリュメール18日』は二月革命(第二共和制の成立)からルイ・ボナパル
トのクーデター(第二帝政の成立)までの政治的変動を,階級闘争の発展と関
連付けるということによって,解明しようとしています。このような特殊的な
事件の解明は,現代社会における国家の一般的な位置付けに,そしてまたそれ
を通じて未来社会へ実践的な道程に光を照らすはずです。

 第二共和制の帰結は,ブルジョアジーのための民主制,ブルジョアジーのた
めの自由主義,ブルジョアジーのための共和制が,そっくりそのままブルジョ
アジーに対する危険な対抗手段になるということの経験を通じて,ブルジョア
ジー自身が政治的支配を放棄せざるを得なくなったということでした。

 今回の内容について言うと,[4]ではバロー内閣の解任以後(1849/11/01〜
1850/05/31)が扱われています。この時期に,立法国民議会の内部での秩序党
の独裁──ブルジョア独裁──が完成したわけです。今度は,立法国民議会そ
のもの(立法権力)とルイボナパルト(行政権力)との闘争がメインテーマに
なります。[5]では議会の統帥権の喪失と秩序党・純粋共和派・山岳党の連合
と(1850/05/31〜1851/04/11)が,また[6]では秩序党の分裂と議会そのもの
の没落と(1851/04/11〜1851/12/02)が扱われています。

 理論的には,特に資本主義の下での国家の役割(国家の相対的自立性なるも
の)との関連で,このテキストは利用されてきました。また,これと関連し
て,ボナパルティズムが現代にとってどのような意義を持っているのかという
ことが論じられてきました。それらの議論の良し悪しは別にして,マルクス主
義の国家論なるものをやっている人たちと議論する際に,この本は基本的な教
養をなしています。

 当たり前ですが,このテキストには,当時の細かい歴史的事実が書かれてい
るために,なかなか理解するのが厄介です。それに加えて,独り善がりな文体
が読者の理解を困難にさせます。マルクスには文学的に表現する能力が全くな
かったのですが,困ったことに,彼自身は自分に文才があると考えていたよう
です。このような困難は何人かで一緒に読めば,少しは軽減されるはずです。

 とは言っても,あまり細かい歴史的な事実にこだわることなく,現在の社会
状況との関連で,現代的な問題意識で,理論的に読んでいきたいと思います。

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 今井担当分については,既に暫定レジュメがアップロードされています。こ
のファイルには,ISM HPの“スケジュール”グループの“今後の予定”ページ
──
http://homepage1.nifty.com/ismhp/z8pq2cnw/Sch_Fno.htm
からダウンロードしてください。

 これはあくまでも出席予定者の方向けに,例会で議論する際に役立つだろう
と想定してアップロードされたレジュメ(以下,暫定レジュメ)ですから,今
後ism-studyの方で『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』について議論す
る際に用いるレジュメ(以下,正規レジュメ)とは違います。正規レジュメで
は,レイアウト形式も内容も変更されるかもしれません。ism-studyで議論す
る際には(今後アップロードされる)正規レジュメの方を用いるようにしてく
ださい。

 もちろん,この暫定レジュメは,例会出席者を想定しているからと言って,
例会出席予定者しか閲覧することができないわけでは決してありません。例会
出席予定者の方も,例会に出席することができない方も,どうかご自由にダウ
ンロードしてください。

 今回はPDF版しか用意していません。Html版はありませんのでご注意くださ
い。PDFファイル全般については,──
http://homepage1.nifty.com/ismhp/z8pq2cnw/Rdt_File.htm#PDF

 なお,PDFをダウンロードする時には,くれぐれも,いったんローカルディ
スクに保存してから閲覧することをお薦めします。詳しくは,“最初にご覧く
ださい”グループの“ファイルのダウンロードについて”ページの“ダウンロ
ードテクニック”項目──
http://homepage1.nifty.com/ismhp/z8pq2cnw/Rdt_File.htm#Down
をご覧ください。

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 会場の地図については,ISM HPの“スケジュール”グループの“今後の予
定”ページ──
http://homepage1.nifty.com/ismhp/z8pq2cnw/Sch_Fno.htm
をご覧ください。

 なお,PDFをダウンロードする時には,くれぐれも,いったんローカルディ
スクに保存してから閲覧することをお薦めします。詳しくは,“最初にご覧く
ださい”グループの“ファイルのダウンロードについて”ページの“ダウンロ
ードテクニック”項目──
http://homepage1.nifty.com/ismhp/z8pq2cnw/Rdt_File.htm#Down
をご覧ください。

 また,前回の研究会の記録については,ISM HPの“スケジュール”グループ
の“2000年度の活動記録”ページ──
http://homepage1.nifty.com/ismhp/z8pq2cnw/Sch_00.htm
をご覧ください。

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 ひょっとすると,Outlook Express 5というメーラをお使いの方には,この
メールの中のロゴの部分が見にくいかもしれません。私はJISで定義されてい
る一般的な文字コードしか用いていません。ですから,そのような症状を経験
された方は,先ずこのメールが表示されているOutlook Express 5のメッセー
ジウィンドー上でメールの本文(body)全体を選択し[*1],次にクリップボー
ドにコピーし[*2],最後にお好みのエディタ・ワープロに貼り付けてくださ
い。必ず読めます。

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